フッ素塗料の特徴

フッ素塗料は、主な成分である合成樹脂に蛍石を原料としたフッ素を配合し作られた塗料です。

そして様々な機能性を持ち、身近なものだとフッ素加工が施されているフライパンは「汚れにくい」や「焦げ付きにくい」などわかりやすいかと思います。

メリット1.耐用年数が長い

フッ素塗料の耐用年数は10~15年と長く、塗料の中でも高グレードになります。そのため、大型建物にも使用されています。

メリット2.機能性がいい

フッ素塗料は先程太陽年数が長いとご紹介しましたが、耐用年数が長いということは機能性に優れています。

美観を損なう防藻性・防カビ性が高く、美観性を長持ちさせてくれたり、耐候性・耐熱性が高いので紫外線や雨風の影響を受けにくく、長期間建物を守ることができます。

デメリット.価格が高い

耐用年数が高いのと機能性に優れているのでデメリットは価格が高い点になります。

長持ちするので塗替えの回数は少なくなるので長い目で見るとシリコン塗料より安くなるのでトータルコストは抑えられますが、一度にかかる費用は高くなります。

フッ素塗料の施工単価(m2)はいくらくらいか?

弊社では、フッ素塗料の単価は3,000円~3,500円/m2くらいです。

弊社でフッ素塗料を使う割合

弊社では、塗料グレード別の使用割合は、アクリル0%、ウレタン0%、シリコン10%、ラジカル制御0%、フッ素80%、光触媒0%、無機塗料10%となっています。

代表的なフッ素塗料

超低汚染リファイン1000MF-IR(外壁)、500MF-IR(屋根)

塗料名:超低汚染リファイン1000MF-IR(外壁)、超低汚染リファイン500MF-IR(屋根)
塗料メーカー:株式会社アステックペイント
単価(㎡):3,100円(1000MF) 3,300円(500MF)
色・艶:艶有 アステック標準色68色


株式会社アステックペイント独自の無機成分配合技術により緻密な塗膜で汚れの付着を防ぎ、もしも汚れが付着しても雨水が汚れを洗い流してくれます。そして、カビや藻の発生を抑えてくれ美観性を長持ちさせてくれます。

他にも、紫外線に対し高い耐候性を発揮し柔軟性と強度も兼ね備えているのでひび割れも起こりにくく、さらに遮熱性・遮熱保持性もあるのでお家の中を快適にさせてくれるとっても万能な塗料です。

フッソUVコート溶剤

塗料名:フッソUVコート溶剤
塗料メーカー:株式会社日本塗装名人社
単価(m):500円~1,500円(弊社付帯部標準単価)
色・艶:艶有・3分艶・5分艶 指定色


この塗料は、4フッ化フッ素樹脂とポリシロキサンのハイブリット化によりフッ素樹脂塗料の耐久性をさらに向上させ、シロキサン結合からなる低汚染性など多機能化した進化形のフッ素樹脂塗料です。

艶やかな仕上がり感で長期間に渡り美観を維持するだけでなく、フッ素樹脂塗料の耐久性が資産価値の維持、向上も実現できる塗料です。

弊社ではこちらの塗料を付帯部の標準塗料として取り扱っております。お客様からの要望があれば、こちらの塗料を外壁屋根塗装に使用させて頂きます。

塗膜が割れやすい聞いたのですが、本当でしょうか?

他の塗料に比べると間違いなくフッ素塗料は硬いですが、フッ素塗料だからといって塗膜が割れやすいということはないです。

一度で塗る塗布量が多いと分厚くなり割れやすくはなりますが、きっちり塗布量を考えて塗れば問題はありません。

どの塗料でも、下地が割れれば割れるのでフッ素塗料だからといって特別に割れるということはありません。

1度フッ素で塗装すると、次もフッ素で塗装しなきゃダメと聞いたのですが、本当でしょうか?

下地処理の際に専用の塗料を塗ると問題ないです。塗り替えをして浅い状態で塗装をするとなると専用の塗料をしようしても、付着が悪くなることがあります。

これは、フッ素塗料に限らずほかの塗料でも同じことが言えます。

まとめ

フッ素塗料は、耐久性や防カビ性などたくさんの機能性を持つ、優れた塗料になります。

長い目で見るとコストパフォーマンスもよくメンテナンスの手間が省けるので一番おススメの塗料です。

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