光触媒塗料の特徴

光触媒塗料とは、紫外線に反応して光触媒の効果を発揮する紫外線型光触媒塗料と、紫外線だけでなく室内の光でも光触媒効果を発揮する可視光型光触媒塗料の2種類があります。

酸化チタンが紫外線に反応することで光触媒作用という化学反応を起こし、塗膜の表面についた有機化合物による汚れを炭酸ガスに分解し、また酸化チタンの表面に紫外線が当たると塗膜の水分を弾きにくくなる性質、親水性が高くなります。

弊社では、光触媒塗料ではなく光触媒コーティングを取り扱っております。

メリット1.セルフクリーニング機能で汚れにくい

光触媒塗料は、コーティングでも同じことが言えるのですが酸化チタンが紫外線に照射されると化学反応を起こし表面に付着した汚れの下に雨水が入ることで強力な汚れも洗い流してくれます。

メリット2.抗菌・浄化作用を持つ

光触媒塗料は、塗装した表面に付着したカビや藻、殺菌なども分解してくれたり、発生をも制御してくれると言われています。

デメリット1.価格が高い

触媒塗料は価格がかなり高くなります。シリコン塗料と比べて約2倍にもなります。価格が高くなる分、耐用年数は長くなりますが耐用年数前にひび割れが起きたという例も少なからずありますのであまりおススメはしません。

光触媒塗料の施工単価(m2)はいくらくらいか?

弊社ではあまり使用しませんが3,000円/m2~です。

弊社で光触媒塗料を使う割合

弊社では、塗料グレード別の使用割合は、アクリル0%、ウレタン0%、シリコン10%、ラジカル制御0%、フッ素80%、光触媒0%、無機塗料10%となっています。

TOTOのハイドロテクトコートについて

ハイドロテクトコートとは、TOTOさんが販売していた光触媒コーティング材で、現在は販売されていませんが、施工が極めて難しいのと、価格が高いのと、ハイドロテクトコート使用後に塗り替えをすると、他の塗料との密着性が大変悪くなるというデメリットを持っています。

光触媒塗料に関するよくある質問

Q.塗装が難しいと聞いたのですが、本当でしょうか?

とても施工が難しく、認定制度があり認定された会社でしか行うことができませんでした。きちんと施工しないと効果が発揮できないなど非常に技術を必要とする塗料です。

Q.不具合が多いと聞いたのですが、本当でしょうか?

全問の通り、施工が難しくきちんと施工しないと効果が発揮できないなど風や湿気などで左右される塗料です。

また、室外からの湿気を含みやすいので外壁自体を痛めてしまうこと可能性もあります。

Q.1度光触媒で塗装すると、次も光触媒で塗装しなきゃダメと聞いたのですが、本当でしょうか?

現在では、光触媒塗料での塗装後も塗装可能な下塗りが開発されているので、必ず光触媒で塗装しなければいけないということはないです。

最初から光触媒が塗装されている外壁材は塗装ができないと聞いたのですが、本当でしょうか?

全問の通り、現在では、光触媒塗料での塗装後も塗装可能な下塗りが開発されているので、必ず光触媒で塗装しなければいけないということはないです。

まとめ

光触媒塗料は正直、あまりメリットがないのでおススメしません。

メリット。デメリットをご参考に光触媒塗料がご自宅に適正かどうか検討してみてください。

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