伊勢しめ縄
皆さんこんにちは、東大阪市外壁塗装一筋のオヤジです。(笑)
今日は伊勢で買ってきたしめ縄を我妻塗装事務所の飾りつけです。
伊勢しめ縄の部位が一つ一つに意味があるのですね。
木札
家の安泰や繁栄を望んだまじない。
橙
「ゆずり葉」に併せて代々ゆずるとなる
馬酔木
毒の木で悪魔を寄せ付けない
裏白
裏まで白い気持ちで新年を迎える意
藁
日本人の主食であるコメに感謝して使う
本麻苧
清め祓糸生命力の象徴
柊
悪魔を鋭い針で退散させる
紙垂
神域を表わし清浄の象徴
そして最後に、木札の笑門
「笑門」のいわれ
その昔、旅の途中のスサノオノ命が伊勢の地に指し掛かった時に、日がどっぷりと暮れてしまい、泊まる宿を探すのに困り果てていました。
そんなスサノオノ命に対して里の長者の巨旦将来は冷たい態度で突き放し
しかし貧しくとも心豊かな蘇民将来は、スサノオノ命をこころよく向かい入れ出来る限り暖かくもてなし
その夜眠りついたスサノオノ命は夢によって北の国から悪疫が襲ってくることを察知して、蘇民の家に芽の輪の編んで張り巡らせました。
一夜明けると村中どこでも蘇民の家だけが節に難が逃れたみたいです。
蘇民は芽の輪によって救われたことを喜び、スサノオノ命の不思議なチカラに感謝をし、さらにスサノオノ命は旅立たれる際に
「これからどんな疫病が流行っても蘇民将来子孫家門と書いて門口に示しておけばその災いから免れるであろう」
と言い残し去っていきましたと言われてます。
以来、蘇民の家は代々栄えて、いつからか伊勢地方では、新年のしめ縄に魔除けとして「蘇民将来」の御神札をささげるようになり
「蘇民将来」をおさめた縮めた「将門」が平将門通じるのを嫌って「笑門」になったと言われるので語呂の良さから
「笑う門には福来る」
を路したともいわれたみたいです。
伊勢しめ縄には一つ一つ意味があり、とても学びにつながりました。
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