雨漏り
皆さんおはようございます。
ゴールデンウイークは,楽しめたでしょうか!
私は、昨日の大雨で2件ほど地域のお客様から雨漏りでの電話を
頂いて、駆けつけたのですが!
そのうちの一軒の報告が、「2回の天井から雨漏りがしています」
とのことでしたので、見に行くと天井のクロスから雨がポタポタと
部屋に置かれているバケツに落ちてました。
「とりあえず3階を見さして貰いますね。」
2階の雨漏りの上が、3階のバルコニーだったのでバルコニーを調べてみると
綺麗な状態で?
壁がサイディングなので、サイデング目地のコーキングを調べて見ると異常が有りません。
大概の雨漏りの原因と見られのは!
➀外壁のひび割れ
外壁が、雨漏りの原因となる確率が高く、劣化に注意をしなければならない部分です。
特に、最近主流となっている
窯業系サイディングボードは、塗装が劣化すれば雨を吸収してしまい、乾燥によりひび割れが生じてくるので注意が必要と言えます。
サイディングでできた外壁の内部には防水シートが施工されているため、少しのひび割れでは雨漏りに発展することはありません。
しかし、サッシの周辺は防水シートが繋がっていないため、どうしても隙間が建物内部に貫通しています。
そのため、外壁のひび割れがサッシとつながってしまえば、そこから雨漏りする可能性が非常に高くなるの要因の一つです。
②窓近くの屋根
外壁と同じく、壁に取り付けられた屋根に生じたひび割れがサッシとつながることで、雨漏りに発展することもあります。
屋根も外部に露出しているものなので、何らかの衝撃が加わり割れてしまう可能性は十分考えられるのです。
サッシからの雨漏りにおいて、特に注意が必要となるのが窓に付いている小さな屋根です。
ひび割れがサッシにつながりやすいため、破損すると雨漏りに直結してしまうおそれがあります。
③換気口や配管
換気扇や配管は、外とつながっている部分です。
もちろん通常は、雨水が浸入しないようにつくられています。
しかし、台風のように強風で雨水が煽られている状況では、思わぬ角度から雨水が吹き込んでくることも考えられます。
換気扇や配管が窓の上にあった場合、吹き込んだ雨水がサッシからの雨漏りのように見えることも考えられます。
もし、台風のように荒れた天候で雨漏りするなら、サッシ以外の部分にも注意を向けてみるようにしてください
これらの3つのカ所から雨漏りしやすいのですが、今回の雨漏りは
雨戸閉めた状態での冊子の根本部分をピンポイントで水をかけ続けていると
2階の天井からポタポタと出て来ました。
雨が冊子の角から雨が侵入するのは、冊子をばらして交換するのが1地番良いのですが
費用がとてつもなく掛かる為!
お客様にテラスをつけて、雨が入らなくしてみてはと、提案してみました。
お客様も「なるほど!」と、納得されていましたね。
テラスなら、冊子交換よりもお財布に負担がかからなく、雨からベランダも守ってくれるので
一石二鳥だと感じました。
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