東大阪市　I様邸

2024.08.16

屋根カバー工法スーパーガルテクト・破風板シーリング打ち換え

シャ

使用材料

屋根・アイジールーフ　スーパーガルテクト　色：ワインレッド

今回のスレート屋根はスペリアルNEOでした。

スぺリアルNEOとはノンアスベストスレート第一世代で平成13年頃から発売されました。
この手のスリットが入った屋根材は見てもわかるように割れやすい商材なので、本体を留める釘が少しでも浮いていたりすると、歩くと割れてしまい、又棟際などでカットするとスリットの部分から割れてしまうことが多い屋根材なのです。

この同じラインナップの中にコロニアルNEOなどの有名なものもあります。これら第一世代の特徴は「割れやすさ」です。
スリットが大きく入ったスペリアルはその他のシリーズよりも更に割れやすいという弱点があります。今回の屋根でも割れたスレートがやねから落ちる寸前になっていました。

釘の露出は雨漏りにつながる可能性もあるため補修をオススメしますが、根本解決のためには屋根をスーパーガルテクトカバーを貼ることになりました。

換気棟2P

今回ご紹介する換気棟とはどのようなものかご説明します。換気棟とは屋根の棟(頂部)に取り付けられている換気システムです。屋根よりも生活空間に近い壁で換気した方が良いのではないか？換気口から雨水や湿気が浸入しかえって悪化するのではないか？と不安も感じられるかもしれませんが、実際は非常に理にかなった換気方法になります。

夏は60度近くなった高温の空気が野地板・梁・垂木・棟木等の構造木材を乾燥させ、耐久性を著しく低下させる

　暖められた空気は軽くなるので上昇し、冷やされた空気が下降する。これは小学校の授業でも習うことですが、室内で暖められた熱は上昇し屋根裏に到達します。すると冬は内外の温度差により屋根で結露が発生し、夏は60度近くなった高温の空気が屋根を支えている野地板・梁・垂木・棟木等の構造木材を乾燥させ、耐久性を著しく低下させてしまいます。
換気棟はその空気の動きの特性を活かし自然に排出させることで、屋根裏の結露、構造木材の耐久性低下を防いでいるのです。

　我が家には取り付けられていないけど？というお住まいもあることでしょう。それはお住まいを建てた年数や仕様によって異なります。

例えば50年以上前に建てられた和風住宅は上述した通り通気性が高い為、換気棟等を設置する必要はありません。断熱材を床壁天井に入れ始めた昭和40年代末から建てられた住宅は、徐々に高気密・高断熱住宅に変化しつつありますので換気棟を導入することで結露に関するお悩みを大幅に解消できるかもしれません。

　換気棟を設置することで雨漏りが発生するかも…というお悩みを抱えていらっしゃる方は多く、換気棟の普及率もまだまだ低いのも事実です。
確かに換気棟を取り付ける際には屋根裏まで開口する必要がありますので雨漏りを起こす可能性は高くなると思われがちです。しかし換気棟自体は雨水が浸入しない構造になっている為、雨漏りを起こすことはまずありません。
換気棟から雨漏りを起こすとすれば雨仕舞が不十分、つまり「施工不良」が原因ですので換気棟の設置経験が多い業者へ工事を依頼する必要があります。

長期保証コストパフォーマンス

スーパーガルテクトは、さびにくい金属の「超高耐久ガルバ」を使うことで、高い耐久性を実現しました。

めっき層に含まれる、アルミ、亜鉛、マグネシウムの成分がベースの鋼板を強⼒にガードします。

スーパーガルテクトの構造には、アイジー⼯業の独⾃技術がギュギュっとつまっています！断熱材は、⼩さな泡の集合

めっき量も多く、⼀般的なガルバリウム鋼板の約1.25倍の厚み！
だから、塗膜15年、⾚さび20年、⽳あき25年の⻑期保証！

さらに、丈夫で長持ちするからコスパもグッド！

⼀般的な屋根は、リフォーム後10年で、再塗装が必要ですが、スーパーガルテクトなら、15年間は再塗装がいりません！
初期費⽤は、塗装リフォームよりちょっとだけお⾼めですが、⻑期的にみると、断然お得！
スーパーガルテクトは、丈夫で⻑持ち、オトク！ずーっと安⼼できる屋根なんです！※ メンテナンス時期を保証するものではありません。住宅の地域や環境により表面劣化の進行状況が異なります。