東大阪市 A様邸
施工箇所
外壁・屋根・破風・鼻隠し・横樋・竪樋
雨戸・塀・板金・
使用材料
壁・リファインSI-IR1000 色8093:ペールビスケット
屋根・アイジールーフ スーパーガルテクト 色シェイドブラウン
付帯部・フッソUVコート 色ブロンズ
施工
塗装をする前に高圧洗浄機を使って、高い水圧で、汚れやホコリ、カビやコケ、藻、塗膜表面のチョーキング
(触ると手に付着する粉状のもの)、剥がれかけた塗膜などを落としていきます。
そし
外壁の壁には!
エポパワーシーラーで下塗り後、ホワイトフィラーⅡで下塗りを2回塗りをして、下地調整をしっかり整えてから
超低汚染リファイン1000MF-IRで中塗りをします。
この塗料は汚れが付きにくく、防カビ性・防藻性、弾力性、遮熱性がある多機能塗料となっており、美観性を長く保ちたい方にお勧めしております。
付帯部の塗装に使う塗料に関しては、フッソUVコート溶剤を標準で塗らさせていただいております。
屋根や外壁の塗替えを考えている方なら一度は「フッ素塗料」という名前を聞いた事があるのではないでしょうか。
他の塗料に比べて価格が高価だけど、いったいなにがいいの?
フッ素塗料は、蛍石を原料としたフッ素を配合した塗料のことです。
「非粘着性(汚れを弾く)」「耐薬品性(酸性雨に強い)」「低摩擦性(汚れが滑り落ちやすい)」「耐候性(紫外線に強い)」という特徴があり、紫外線で破壊を受けにくく耐久年数は約15年~20年弱(スタンダードなシリコン塗料で10年程度)と長期間きれいな外観を保つことが出来る塗料です。
耐久性が非常にある為、短期スパンでの塗替えが難しい大型施設などにも使用され、東京スカイスリーもフッ素塗料によって施工されています。
ですが、フッ素塗料は塗料の中でも高価な部類の塗料です。価格は一般的なシリコン塗料のおよそ1,5倍~2倍程になります。
今回の屋根は、雨漏りをしていたのでスーパーガルテクトでカバー工法をさせて頂きました。
野地板には既に雨染みで黒く変色した後が残ってしまっています。ある1ヶ所ではとどまらず、全体的な雨漏りは少しの破損というよりは、屋根材とルーフィングの経年劣化とも判断できます。雨漏りを防いでいるのは防水紙(ルーフィング)なのですが、防水紙を守っているのは屋根材に他ありません。屋根材の劣化は防水紙にも繋がり、防水紙の劣化は雨漏りに繋がります。
防水紙は通常15~20の寿命と言われており、屋根材を留めている釘穴から徐々に雨水が染み込んできたりしてしまいます。右写真では正に釘穴部に黒染みが残っています。防水紙が破れればそこから雨漏りは起きますし、放置すれば下地の野地板にも腐食が及びます。
屋根の勾配があるため、足場を組み屋根を見ると、これは前回にも雨漏りの補修をしたのでしょうか?ところどころシーリングがされているのが確認できました。汗
更によく見ると棟板金とスレート材の隙間にもうっすらとシーリング材が確認できます。どこから雨漏りを起こしているのか分からないといった状態でしょうか?とりあえず隙間を埋めよう!という考えは屋根にとっては致命傷です。屋根はルーフィングが守っているのは間違いありません。屋根材は美観維持とルーフィング保護が目的です。
屋根材の隙間を埋めてしまうと毛細管現象によって、屋根と防水紙の間に雨水が滞留し続けます。その際に防水紙に少しの穴、釘穴等から雨水が染み込んでいくのが毛細管現象です。
これはスレート屋根材だけでなく、金属屋根材や瓦屋根でも起きてしまいます。代表的な雨漏りを起こす施工例は瓦に施工される誤ったラバーロック工法です。正しく施工すれば問題はありませんが、少しの気遣いがまさか誤った施工方法とは誰も気づかずに、雨漏りを起こす屋根に変わってしまいます。
そして、胸板金をはがしてみますと、貫板(ぬきいた)が腐っていて、胸板金からの雨漏りでした。
スーパーガルテクトは従来の金属屋根材よりも引き立たせるためにちぢみ塗装を採用しています。立体的な凹凸感を持つことで見る角度によっても若干色が違うように感じます。高い断熱性能・高耐久なガルバリウム鋼板によって、快適に安全な住宅に蘇りました。
建物種別 | 戸建 |
---|---|
階数 | 2階建 |
築年数 | 30年 |
工期 | 2週間 |
よくあるご質問
- 屋根、外壁塗装を施工して、ご感想をお聞かせください。
- こまかい所までしっかりと仕事をしてくれてとても満足しています。今後も何かあればおまかせしようと思いました。
アンケート用紙
写真ギャラリー
-
壁・現状
-
壁・高圧洗浄
-
壁・下塗り1回目
-
壁・下塗り2回目
-
壁・上塗り1回目
-
壁・上塗り2回目
-
壁・完了
-
材料・エポパワーシーラー
-
材料・ホワイトフィラーⅡ
-
材料・リファイン1000MF-IR
-
破風板・現状
-
破風板・ケレン
-
破風板・下塗り
-
破風板・上塗り1回目
-
破風板・上塗り2回目
-
破風板・完了
-
樋・現状
-
樋・ケレン
-
樋・下塗り
-
樋・上塗り1回目
-
樋・上塗り2回目
-
樋・完了
-
雨戸・現状
-
雨戸・ケレン
-
雨戸・下塗り
-
雨戸・上塗り1回目
-
雨戸・上塗り2回目
-
雨戸・完了
-
材料・1液ファイウレタン
-
材料・フッ素UVコート
-
巾木・現状
-
巾木・清掃
-
巾木・下塗り
-
巾木・上塗り1回目
-
巾木・上塗り2回目
-
巾木・完了
-
材料・ベースガード
-
屋根・現状
-
屋根・高圧洗浄
-
屋根・胸板金・貫板撤去
-
屋根・ルーフィング新設
-
屋根・貫板新設
-
屋根・カバー工法完了
-
下屋・ルーフィング
-
下屋・カバー工法完了
-
屋根・スーパーガルテクトカバー工法完了
-
屋根・スーパーガルテクトカバー工法完了
コメント
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。